まず前提としてこれはPRを含んだ感想になる。
PRに関しては依頼者・読者両方に向けた記事に詳細を書いているから、もしお前が気になるなら先にそちらを読んで納得した上で続きを見て貰えたらと思うぜ。
ここでも一応簡単に触れておくと、
こんな感じだぜ。
なぜこんな面倒な条件付なのか、詳細は前述した通り別途説明してるからそっちを参照してくれると幸いだ。
以上を踏まえた上で、今回俺に依頼をしてくれたのは「ザ・マイクロコピー」の著者にして株式会社オレコンの代表でもある山本琢磨さんだ。
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生意気にも書評をする上で前述した条件を提示したところ、特に難色を示さず快諾してくれたのは本当にありがたかったぜ。
ザ・マイクロコピーを読んだ感想
この本の最大の特徴は何といっても「ほんの少しの工夫で成約率の改善が見込める」点だ。
いくら良い商品を扱っていても、購入を検討している人がその過程でストレスや不安を覚えたら最後まで手続してくれずに離脱しちまう。
そういった購入者の事をしっかり考えられてねぇLPやブログを書いてる人にとっては、かなり気付きの多い内容になってるはずだぜ。
特に集客がそこまで得意じゃなかったり、まだ序盤だったりする場合により威力を発揮するんじゃねぇかな。
1000人に記事を見て貰って10人の成約よりも、極端な話だと10人に記事を見て貰って10人の成約のほうが遥かに効率が良いのは言わずもがなだ(もちろん流石にここまでは上手くいかねぇけどな)。
つまり、Twitter×○○でマネタイズを図ってる人には最適の本ってことになるな。
そんな魔法みてぇなことがあんのかちょっと胡散臭いと思わなかったか?
実はかくいう俺も失礼な話ではあるが、読む前は正直眉唾もんだなんて思ってたんだよな。ただ、読んでみてかなり腑に落ちたぜ。
例えば、お前がブログで特定の商品を紹介していて、最後に商品ページに移行するためのボタンをこんな感じで設置してたとする。
もちろん売っている商品の種類やブログのテーマ(雰囲気)とかで必要な事は変わってくるが、本書ではここを改善する方法を具体的に解説してくれているぜ。
これは自分のブログがダイエットや筋トレのブログで、扱ってる商品がトレーニングジムのアフィリエイトって設定で作ったボタンだ。
もちろんここからABテストをしっかりして改善していくことが必要になってくるが、本書の良いところはそういう改善についても具体的に書いてくれてるところだな。
本やnoteの課題の一つとして、読んだだけで満足したり分かった気になって、いざ具体的な行動に移そうとしたときに意外と何から手を付けていいかわからねぇってのがある。
俺がコンテンツを制作する際にもここは本当に気を使っているんだが、本書でもこの課題に対する配慮が見て取れたぜ。
そもそも何から始めたらいいのか、ABテストでは何を使ったらいいのか、数字を扱う上でどう経験を積んでいったらいいのか、物を売る際に消費者のどういった心理に配慮し、改善していけばいいのか等々。 かなり細かく、痒い所に手が届くように書かれていたから読んだあとすぐ行動に移しやすいんじゃねぇかな。
あとは、個人的にはここの表現は使えるとか、ここは常に意識しておきたいみたいなページに付箋を貼っておくと、あれどこに書いてあったっけ?が無くなっておすすめだぜ。
おわりに
以上の感想からも分かる通り率直な感想は「 良書だった 」に尽きる。 強いてデメリットを上げるとすれば、本書で得た知識を自分のケースにあてはめるのに若干手間取ることもあるかな、くらいだがそれはどんな本にも言えることだよな。
少しでも興味がわいたのであれば実際に手に取ってみてその効果を体感してもらえればと思うぜ。
ちなみに、本書を読み終えた後に山本さんのメルマガにも登録してみたんだが、本書の内容がそのままメールで送られてきてビックリしたぜ。
登録してみて2か月ほどが経つが、良くあるマインド系というか根性論みたいな内容や、本日を逃すと高額になりますみたいな焦らせて買わせるセールスばかりが配信されるってこともねぇ。
もちろんたまにセミナーの案内とかはあったがこれも高額ってわけじゃなかったし、宣伝は控えめでかなり良心的なメルマガだったぜ。正直無料メルマガに対してはあまりいい印象が無かったから嬉しい誤算だったぜ。
内容としてはマイクロコピーについてのノウハウをサクッと読める程度に載せてくれてるか、より詳しく解説しているブログのリンクを載せてくれてるかってのがほとんどだったな。
配信ペースも受け手に配慮されてる印象だし、本を買おうかどうか迷ってるならまずはメルマガを取ってみるのもおすすめだぜ。
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